フリーランスかつ独学での開発に対する不安

アプリのユーザー数の拡大と共に、ビジネスチャンスを狙って開発に参入するエンジニアが急増している。開発企業だけでなくフリーランスとしても、独学だけでアプリ開発のノウハウを学んで挑戦するという人は少なくないだろう。しかしこれから勉強してフリーランスとしてアプリの開発を職とするのであれば、これからの活動計画を綿密に立ててからでも遅くはないだろう。

独学でアプリの開発に挑戦するとなると不確定要素が多く、将来への不安は大きいはずだ。アプリを開発して製品を市場に投入するまでの間、収入が激減したりあるいは途絶えるため、計画性がなければ生活費に困窮する恐れがあるのだ。

また開発したアプリが必ずヒットする保証はなく、無計画にアプリの開発に挑戦しても失敗する可能性は高い。アプリユーザーは全世界中に膨大な人数がいるとはいえ、ライバルが多い中で人気を集めて大きな利益を上げているアプリは、全体のほんの一握りにすぎない。そのため独学かつフリーランスでアプリの開発に挑戦するのであれば、あらかじめリスクがあると認識しておく必要がある。

事前に開発計画を立て、確実に成功するという実感がなければかなり不安だろう。アプリの開発のためこれから勉強して挑戦するのは博打の要素が高いと言える。もしアプリ開発の仕事に関わりながらも安定して収入を得て生計を立てたいのであれば、フリーランスではなく開発会社に勤務するのも判断の一つだ。大きな成功は望めなくとも、開発の仕事をこなした分だけ安定した収入が得られるだろう。